こんにちは、つるライフ (@drkw11) | Twitterです。
先日、アナログの腕時計から人生初のアクティブトラッカーとしてfitbitのcharge 4(suica対応)に乗り換えたところ、健康面でかなり満足度が高かったので、僕のようにまだアナログ時計でこれからアクティブトラッカーを買おうか悩んでいる人の参考になればと思い、使用感とかメリット/デメリットといったレビューを書き残したいと思います。
個人的な評価
装着度:★★★★☆ (サードパーティの別売りバンドに交換した場合)
睡眠計測の精度:★★★★★
Suica対応:★★★★★
バッテリー:★★★☆☆
防水機能:★★★☆☆
2ヶ月使ってみて感じたアクティブトラッカー自体やcharge4(suica対応)独自のメリットとデメリットを挙げると、以下のような感じです。
- メリット1:小型で装着感がとても軽い
- メリット2:睡眠時間を意識するようになる
- メリット3:1日10,000歩、高度計で階段の上り下りも意識するようになる
- メリット4:時計として十分な表示
- メリット5:防水機能がついている
- メリット6:財布やスマホを持ち歩かないで外出できる(suica支払い)
- メリット7:LINEや着信の通知機能が便利
- デメリット1:シャワー、お風呂での付け外しが面倒
- まとめ
アクティブトラッカーを初めて購入するか迷っている人の多くが、上に書いたメリットに興味があるんじゃないでしょうか。逆にデメリットがあまり気にならなければ、charge 4(suica対応)はコスパ的に買って損はないと思います。
そのあたり、アクティブトラッカー初心者の目線で書いていきますね。
メリット1:小型で装着感がとても軽い
これは僕にとってかなり重要で、apple watchみたいな"いわゆるスマートウォッチ”の大きさではなく、できれば指輪みたいに装着感を忘れるくらいの使い心地を求めました。
小型のアクティブトラッカーで候補に上がったのが以下の3製品です。
・fitbit charge4(suica対応)
・fitbit inspire2
・garmin vivosmart4
かなり悩みましたが、garmin製品よりfitbit製品のほうが睡眠の計測精度が高いというコメントを多くみかけたのでfitbit製品にしぼり、suica対応であること、高度計が搭載されていて階段の上り下りも計測できることからcharge4に決めました。実際に装着してみると、いい意味で見た目も目立たないし、PC作業をしているときでも装着感が気になりません。
ただ、好みの問題かもしれませんが純正バンドは付け替えることをおすすめします。多くの方もレビューで指摘していますが、純正のものはバンド自体が太いのととても蒸れます。僕は以下のバンドを購入して付け替えたところ、デザインも損なわず理想のつけ心地になりました。
メリット2:睡眠時間を意識するようになる
これはアクティブトラッカーを買った最大の理由ですね。
charge4の精度は個人的には十分満足のレベルでした。
ベッドに横になりながら寝付けずに携帯ポチポチしている時間は”目覚めた状態”として計測されていますし、横になっていても"寝ている"か"寝ていないか"の判別はかなり高精度だと思います。あと面白かったのが、寝付く前に飲酒したかどうかで睡眠の質が違うこともはっきり計測結果に表れました。笑 一般的には入眠してすぐに”深い睡眠”に落ちるのが良いとされているそうですが、僕の場合、お酒(缶ビール1本)を飲んだ日は入眠してもなかなか”深い睡眠”まで落ちずに"浅い睡眠"と"目覚めた状態"をいったりきたりするようです。(偶然ではなく、飲酒をした日の睡眠はだいたい同じ傾向でした)
一方、飲酒もせずによく寝付けた日の睡眠はこんな感じでしっかり入眠後に”深い睡眠”まで落ちています。
もちろん個人差もあると思いますが、このように計測データに基づいて睡眠の良し悪しを示されると、睡眠に対する意識がとても高まります。その影響で、今は毎晩寝る前にDHCのGABAを摂取するようにもなり、こちらも個人的には効果を強く感じています。
メリット3:1日10,000歩、高度計で階段の上り下りも意識するようになる
これもアクティブトラッカーを買った理由の上位です。
もともと僕の通勤や仕事中の移動量といった生活習慣だと、平均してちょうど10,000歩を下回るくらいでした。fitbitの良いところは、指定した時間内で毎時間250歩歩いたかどうかアラートする機能があることです。毎時間の残り10分になったときに250歩到達していないとアラートがくるので、在宅ワーク中でもアラートが来ると「歩かなくちゃ」となって座りすぎ防止になります。少しずつ習慣が変わってきた結果、今では在宅でない限りは10,000歩をコンスタントにクリアするようになりました。あと高度計の搭載によって階段の上り下りも計測してくれるので、駅のホームまでエスカレータを使うことがなくなりました。おかげさまでfitbitだけが原因とは言い切れないものの、使い始めてから2ヶ月で2kg減量しまして、現在は自分にとって丁度いい68kg前後で安定しています。
メリット4:時計として十分な表示
これはしっかり時計としての表示が満足できる点です。
購入前は画面サイズが小さいかなと心配だったのですが、黒背景に白文字といった高コントラストであることや明るさの"自動"調整機能も相まって屋外でも視認しやすく、全く不便を感じませんでした。文字盤のデザインも複数あって楽しいです。
メリット5:防水機能がついている
この防水性能は水泳が趣味なので外せない機能でした。
fitbitオフィシャルのサポートページによれば50m耐水仕様で、
"水泳や大量の汗をかくワークアウトにも耐えられるように設計されています。"
とあります。ただ施設によっては、盗撮等の防犯の観点からプールでこの手のデバイスを禁止しているところもあるそうです。僕の通っているジムはリストバンドで隠せばOKというルールでした。もし水泳での装着を考えている方は、一度通っているジムや施設に確認されることをおすすめします。
メリット6:財布やスマホを持ち歩かないで外出できる(suica支払い)
suica支払い機能は、通常のcharge4との差別化ポイントです。個人的にはついていてよかったと思います。というのもちょっとコンビニに買い物に行くときとか、娘の機嫌が悪くて10分ほど散歩に行くときなど、わざわざ携帯や財布を持っていく必要がなくなりました。この身軽感はわりとくせになります。支払うときはsuica支払いモードにしてピッとかざすだけ。とても便利でおすすめです。ただしオートチャージではなかったりしますので、もしsuica支払い機能を使う予定の方は、自分の想定する使い方が可能かどうか一度fitbitオフィシャルのサポートページで確認されると良いと思います。
Fitbit Charge 4でSuicaを使用するにはどうすればよいですか?
メリット7:LINEや着信の通知機能が便利
通知機能は使ってみるまで期待していなかったので、嬉しい誤算でした。といってもアクティブトラッカーに限らず多くのスマートウォッチユーザーが当たり前のように享受しているメリットですが、僕は今回のcharge4で初めてのデビューです。笑 僕は携帯の着信以外にプライベートで使うLINEと仕事で使うslackの通知をリンクさせていますが、自転車に乗っているときや会議/打ち合わせ中にわざわざスマホを取り出すことなく内容が確認できる便利さに感動しました。
さて、ここからはデメリットです。といっても個人的にはそこまで大きな問題ではないのですが、あえて挙げるならといった具合です。
デメリット1:シャワー、お風呂での付け外しが面倒
これはメリット⑤にある防水機能があるのにどうして?と思われると思います。もともと僕は24時間つけっぱなしを想定していたのですが、残念ながらfitbitオフィシャルのサポートページによると、以下のような記載がありました。
Fitbit デバイスを着けて泳いだりシャワーを浴びたりできますか?
"シャワーや湯船、サウナでは、Fitbitデバイスを着用できますか?
耐水デバイスを着けたままシャワーを浴びてもかまいませんが、本体に石鹸、シャンプー、コンディショナーが付かないようにしてください。石鹸、シャンプー、コンディショナーは、お使いのデバイスに長期的なダメージを与え、肌荒れを引き起こす可能性があります。また、湯舟やサウナでの着用もお勧めいたしません。
"
よって個人的には石鹸やシャンプーがかかるシャワーや入浴時は外しています。本当は装着しっぱなしがいいんですが、どの程度の悪影響があるんでしょうか。
デメリット2:充電の頻度が思ったより多い(週2回程度)
これについても少し想定外でした。マニュアルにはフル充電すると7日間もつと書いてあるのですが、実際に僕の使い方だと4日くらいで充電が必要になります。とはいえ充電時間は1-2時間程度とそこまで負担にはなりませんので、自宅に帰って夕食とかの合間に充電しています。
まとめ
以上、アナログの腕時計から初めてアクティブトラッカーcharge4(suica対応)に切り替えた筆者の感じた使い心地やメリット・デメリットを書いてきました。
最後に少しデメリットを書きましたが、charge4を買ってから運動量が間違いなく増えましたし、しかもデータとして残るのでゲーム感覚で楽しいし、個人的には大正解の買い物でした。レビューには書きませんでしたが、専用のアプリもうまく作られていて不便を感じません。こうやってアナログだったデバイスのデジタル化、IOT化が進み、世の中が少しずつ便利になっていくんだなぁとしみじみ感じたものです。
以上、僕のように30代も半ばに差し掛かり、健康を気にせざるを得なくなってきたり、睡眠状態を管理したいなどアクティブトラッカーに興味を持っている方のご参考になれば幸いです。