つるライフ

元・不動産投資コンサル勤務の妻と、しがない理系夫でつづる家電・家具レビュー、育児、不動産投資、美容など

女子校出身者が伝える、女子校か共学か迷っている人へ



こんばんは、鶴子 (@turutru3344) | Twitterです。

今回は女子校出身の筆者が伝えたい、後悔しないための進路選びを書きたいと思います。

 

 女子校に決めた理由

まず、筆者は高校が女子校でした。

女子校に進学した1番の理由は楽しそうだったからです。笑

私自身は、中学まで学校が嫌いでした。欠席日数もかなり多かったです。友人もそうですが先生にもあまり恵まれていなかったと感じます。先生からは生意気に見えたのでしょう。

「お前みたいなやつが、頭いいとか納得できない」なんて言われたこともあります(誰よりも勉強してるからだよと思ってました)。塾は大好きで、勉強だけはしっかりしていました。

ただ、平和に学生生活を送り、陰口を言われなく、ストレスがない生活をしたいだけなのでした。

長くなりましたが、女子校を選んだ理由は「楽しそう」という理由でした。

 

女子校のメリットとデメリット

その後、無事に第一志望の女子校に入学しました。

先に言ってしまうと、最高でした。

メリット、デメリットは個人によって違う見解になるかと思いますが、筆者が感じたところをあげたいと思います。

 

女子校のメリット

「勉強に集中できる」

筆者は平和な学校生活をおくれて変なストレスもなく勉強に集中できました。しかし、これは生徒の質や先生の質も大いに関係あるのではないかと感じています。中学までは田舎の学校だったのでとても狭い世界でした。

女子校では陰口をいう友人はいませんでした。

先生も私がダイエットで26キロ痩せたらいじめられているのではないか心配してくれる良い先生でした(;^ω^)(ダイエットの話はこちらです↓)

tsuru-life.com

また、別学の方が女性は学力や収入が高くなるそうです。↓

www.asahi.com

ジェンダーの根深いところまで書いてある記事でとても面白かったです。もちろん高収入や高学歴の女性がモテないわけではないので、あまり心配しなくても大丈夫かと思います。

 

「朝ギリギリまで寝られる」

共学だと、一応寝ぐせ直したり、ムダ毛処理したりすると思うのですが女子校のときは適当でした。もちろん、しっかり身だしなみを整えてくる友人もたくさんいたのでこれは個人差があるかと思います。

 

一生物の友達ができる」

これは女子校でなくても当てはまるかと思います。

兎に角毎日楽しい。

私の高校は偏差値65~70ほどある進学校だったので、毎日英語と数学の小テストがありました。勉強が本当に大変で、たまに再再再再テストとかになるときもありましたが、それでも楽しかったです。笑

結婚しても、子供が出来ても、海外に移住しても、変わらずに仲が良い友人がいることは人生において大きい存在かと思います。この友人達に会うために、中学までの嫌な経験があったのだと言われたら納得できます。女子校でよかった、また女子校に行きたいと今でも強く思います。

また、実際に共学より女子校のほうが満足度が高いというデータもあります。↓

research-platform.line.me

 

デメリット

「痴漢、不審者が多い」

痴漢の被害届が学校に常備されていたので、結構多いかと思います(私はされたことないです)。また、春先になると学校の周りに露出狂がでます。先生も「暖かくなってきたから露出狂や不審者に気を付けるように。」なんて言います。

放課後などは先生も見回りをしていて、たまーに先生が露出狂を捕まえたりします(;^ω^)

他にも、被害にあった場合のためなのか、年に1回、女医さんが性教育の講義をしに来ていました。内容は妊娠、生理、避妊など色々ありましたが、最後に性病とアフターピルの話をしていました。「もし、レイプなどの被害にあった場合は周りの人に相談してください。私に電話やメールをしていただいてもいいです。アフターピルを飲めば妊娠を避けられます。性病も検査でわかります。辛いと思うけど、もっと酷い結果を避けるために相談してね」と女医さんは言っていました。

また、文化祭は完全チケット制でチケットには学年、クラス、出席番号が記載されていました。変な人?を連れてきたら先生に呼び出されるシステムですが、このシステムのお陰で素性がわからない人は校内に入ることができないです。

 

「男性の免疫がない」

私のクラスで付き合っている人は多くて2人くらいでした。

男性と言えば学校の先生くらいとしか会いません。

そのせいか、学校で1番若い先生は(みんなからはモサオと呼ばれていました)、バレンタインの時にとんでもない量のチョコレート(90個くらい)を貰っていました。実際、男性の先生は元生徒と結婚する人が多かったです(これは女子校に限らないと思いますが)。大学で共学に進学したり、就職したりすればまた男性と関わる日常に戻りますが、久しぶりの男性がいる生活は女子校時と比べるととても気疲れするものになると思います(;^ω^)

 

「女子力が下がる」

これは上記に書いてあるものと被りますが、男性がいないとやはりどんどん見た目が二の次になっていきます😇

 

「いじめはある」

これは共学でも変わらないと思いますし、学年でも違うかと思います。

私のクラスはありませんでしたが、他のクラスでいじめはありました。

私が知っているもので2件ありました。

そのうちの1件はいじめられた側が他校に転校しています。

いじめという程ではなかったようなのですが「SNSで悪口を言った言わない」で喧嘩したようです。

 

「女子同士のドロドロはある」

私の学校はなかったのですが、予備校の友人(都内の女子校)があると言っていました。これも学校によって違うと思いますが、陰口もたくさん言うし、今で言うパパ活をしていると言っていて、ビックリしました(というか引きました😇)。

「テレクラに電話して、おじさんとご飯行ってお金貰うんだよ!みんなやってるよ~」と言っていました。笑

もう一度、名誉のために言いますが、私の学校はパパ活的なものをしている人は一人もいないと思っています(;^ω^)

 

女子校あるある(理系クラス)

・ロッカーの上に物を置きがち(週に1回くらい先生が分別してたよ)

・家庭科の料理実習が大惨事になりがち(実験と料理は別だよ)

・早弁しがち

・みんなでコナンの映画見にいく

・遊びに行くと結構な大人数になる

・ナンパされてもコミュ障の極みで無言になる

・おっぱい触ってくる友達がいる

・ジャージに穴があきがち(体育を本気でするよ)

・体育祭の後は先生がアイスを買ってくれる

・文化祭の準備が楽しすぎ(みんな意見を言う環境だった、否定的な人が少なく言いやすい環境だった)

・とにかく恋愛の話に飢えているから付き合っている子の恋愛事情が丸分かり(どこまで進んでいるかとか、告白のセリフはとか)

・割と親同士が仲良い

・入学式、授業参観などパパが参加しがち(パパと仲良い子多かった)

・男性の理想が高くなりがちだが、実際は少し優しくされただけでイチコロ。

・何かしらの楽器ができる(音楽のテストが実技だった、ほとんどの人はピアノだったがバイオリンやフルートが出来る人もいた)

・とてつもないお嬢様がたまにいる(ぶっ飛んでて面白い)

バイリンガルの子がクラスで数人いるけど、英語じゃなくてドイツ語だったりする

 

まとめ

この記事は女子校か共学で迷っている親御さん、学生本人に読んでいただけたらと思って書きました。

まずは、個別面談や学校行事に参加してみることが1番だと思います。

私自身も受験生の時は何校が訪問しましたが、1校だけ微妙かもと感じた学校がありました。

思い切って個別面談の時に「いじめがあった場合はどういう対応をしますか?」とか「学校以外に塾に通う必要はありますか?」とか、色々聞いてみるといいかもしれません。

私が通った高校の個別面談のときは担任の先生でした。

なんでも真摯に答えてくれた記憶があり、すれ違う生徒も楽しそうでここにしようと決めました。

最後になりますが、私は女子校が楽しかったです。

共学と比べると、男性の目を気にせずに伸び伸び、自由に学生生活をおくれました。

男性の免疫も社会にでればそんなに大差ないかなと思います(私自身も友人も結婚してますし、支障なく生活できていると思っています)。

また、受験生になったら、女子校を選びます(^^)

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