つるライフ

元・不動産投資コンサル勤務の妻と、しがない理系夫でつづる家電・家具レビュー、育児、不動産投資、美容など

【家電レビュー】サーキュライト(CIRCULIGHT/ドウシシャ)とウインドーラジエーター/マルチヒーター(森永エンジニアリング/ナカガワ工業)で冷暖房効果アップ

みなさま、こんにちは。

 

ついに東京でも初雪がぱらつき、最低気温が連日氷点下と異次元の寒さが続いていますね。我が家では、年明けに散財と引き換えに設置した防寒・節電家電の効果が実感できてきましたので、とくに主力として活躍中のドウシシャのサーキュライトと森永エンジニアリングニアリング/ナカガワ工業のウインドーラジエーターをメインにレビューしてみたいと思います。

 

ドウシシャ サーキュライト(CIRCULIGHT)シーリングシリーズ

ドウシシャから販売されている、LEDシーリングライトとサーキュレーターが一体化されたサーキュライトのシーリングシリーズの12畳用スイングモデルDCC-SW12を衝動買いしました。

 

サーキュライトシーリングシリーズ(スイングモデル)の魅力!

室温の均一化による冷暖房効果!節電にも効果抜群!

このモデル、どこに惹かれたのかというと、サーキュレーターを床に置かなくてすむので部屋がすっきりする!のはもちろんですが、ファンの回転方向を順/逆に切り替えてさらに2段階の角度のスイング機能で循環してくれるので、冷暖房効果を格段に高めてくれる点が素晴らしいと思っています!

冬は床に溜まる冷気を上に吸い上げ、天井付近に滞留する暖かい空気を部屋の隅々に撹拌するので、部屋全体の温度が均一化される効果があります。

https://circulight.com/ceiling-swing/

特に足元のヒンヤリ感が軽減される効果が設置初日からしっかり実感できたので、寒がりの妻も大満足しています。

天井から吸い上げる空気を天井伝いに360度撹拌する対流は、床置きのサーキュレーターでは絶対に作れないので、シーリングライトに斜めアングルにセット可能なサーキュレーターを組み合わせたアイデアに拍手喝采です👏

(ちなみに逆回転で上に吸い上げる場合、風はほとんど感じないため、風が寒いといったこともないです👍)

夏は扇風機や洗濯物の室内干しにも大活躍!

もちろんは順方向回転の送風にして扇風機として使えますし、上からの送風は障害物がないので効率よく複数人に風を当てることもできます!

 

また、我が家では寝る前に洗濯物を室内干しする習慣がありますが、そのときは順方向の送風にして洗濯物に当たる角度でスイング機能をオフにして朝まで風を直接当て続けてくれるので、生乾きもなくカラッと乾かしてくれて、うれしい誤算でした😊

もともと暖房効果を期待して買いましたが、色々と狭い住宅事情の我が家にとっては本当にありがたい商品です🙌

 

デザインがおしゃれ、調光・調色もばっちり

ちなみに我が家が選んだダークウッドは落ち着いたブラウンのファンが上品で個人的におすすめです。遊びに来た親戚や友人から「これなに!」と聞かれることも多いです。他のカラーも嫌味がなく存在感もあって良いですね。

https://circulight.com/ceiling-swing/

もちろん調光・調色が可能な点もリビングにピッタリ。

調光・調色も可能で、こちらは白色にした場合

少し残念なリモコン

ちなみに個人的には大満足なサーキュライトシーリングシリーズですが、ネットの口コミを見ていて不満点としてよく見るのが、このリモコンです😅

まず大きいというのは、シーリングライト+サーキュレーターという機能上しょうがないとして、多くの方が口コミに挙げている「反応しにくい」という点!

これ、私も使ってて少しストレスを感じます。笑

ただしおそらく多くの方が誤解されていて、正確には反応していないのではなく、リモコンを押すと1回目のプッシュはリモコンの液晶を復帰させるだけなので、音も反応もしないんですよね(なぜこんな仕様にしてしまったのか笑)。

よく読むと、取扱説明書にも仕様として書いてあります(マーカー部)。

DCC-SW12の取扱説明書より

ですので、少なくとも我が家では2回目のプッシュから必ず反応します。この1プッシュ目が空押しに感じるので、多くの方がストレスを感じているようです。

この仕様のためだけにネガティブな口コミが増えてしまっているのは少しもったいないですね😅

あと、我が家のように頻繁にファンの回転方向を切り替える場合(日中は上昇気流で、夜中は洗濯物の室内乾燥のために送風)、だんだんリモコンを使うこと自体が億劫になってきましたので、最終的に今はスイッチボットswitchbotのハブにファンの順転/逆転を登録しておいて、Alexaから音声で制御する使い方で落ち着いてます。

大きなリモコンをわざわざリビングに置かなくて済むようになるので、結構おすすめです🙌

(なお、もしswitchbotのハブとAlexaでファンの回転方向をリモコン制御する場合は、サーキュライトの仕様上、信号を2回送るようにAlexaのアクションを設定してください、1回目で今の回転を停止して、2回目で所望の回転方向に回り始めます、うちでは間に5秒待機を入れています)

 

森永エンジニアリング/ナカガワ工業のウインドーラジエーター/マルチヒーター

サーキュライトだけだと、確かに部屋の温度は均一化されるものの、やはり窓ガラスからの冷気の元を断つことができません。そこで我が家ではウインドーラジエーター(メーカーによっては"マルチヒーター")を設置してみました。

リビングのFIX窓と両開き窓には森永エンジニアリングのウインドーラジエーターW/R-1500を一本ずつ。

FIX窓に設置したウインドーラジエーター(森永エンジニアリング:W/R-1500)

 

寝室の天窓にはナカガワ工業のマルチヒーターZZ-NM900を一本設置しています。

ナカガワ工業のマルチヒーターZZ-NM900

 

ウインドーラジエーターは、窓下に設置するヒーターで、窓から足元に流れてくる冷気の遮断と結露の抑制に効果があると宣伝されています。

https://asset.lmsg.jp/15630/NWH_c.pdf

また、実際にウインドーラジエーターを設置することで、室温が均一化されて2度上昇するというデータも公開されています。

https://asset.lmsg.jp/15630/NWH_c.pdf

ただ口コミを見ると効果については賛否両論で、全く期待外れだった人と、大満足だった人に分かれるようで、値段もなかなかですしネガティブな口コミが気になって購入に振り切れない人も多いのではないでしょうか。

私も事前に口コミを見てかなり買うか迷いましたが、幸い我が家の場合は効果的面で、買って大満足でした。

 

ちなみにネットで調べると、この手の製品は森永エンジニアリングのウインドーラジエーターとナカガワ工業のマルチヒーターの2種類が出てきて、どちらがいいのか悩むと思います🤔

実は、どちらもヒーター部はナカガワ工業の製造みたいですね。我が家は上の写真の通りどちらも買って使っていますが、森永エンジニアリングの製品もヒーター部にはナカガワ工業とばっちり書いてありました。

森永エンジニアリングのウインドーラジエーターW/R-1500の裏側

森永エンジニアリング/ウインドーラジエーターとナカガワ工業のマルチヒーターの違い・比較

ナカガワ工業の製品は良い意味で工業デザインそのままで、余計な装飾やLEDもなく無骨な感じです。色はアルミで、白や黒はオフィシャルHPからカスタマイズで希望できるようです。一方、森永エンジニアリングの製品はちょっとかっこよいLEDランプがついたり白をベースにした美しい流線型となっており、リビングとかインテリアに馴染むおしゃれなデザインになっています。その分、同じ長さでもナカガワ工業のマルチヒーターより少しお高めです。

 

では肝心のヒーター効果はというと、消費電力はナカガワ工業の製品の方がどの長さで比較しても若干多いようですので、よりしっかり熱源として機能してほしい方はナカガワ工業のマルチヒーターがよいかもしれません。

 

長さ1500mmの場合の消費電力:

森永エンジニアリングのW/R-1500 -> 100W

ナカガワ工業のZZ-NM1500 -> 125W

 

我が家では、リビングは白基調なので森永エンジニアリングのウインドーラジエーターにして、寝室は確実に冷気を抑えたいので消費電力の大きいナカガワ工業のマルチヒーターと使い分けています。

 

ウインドーラジエーター/マルチヒーターの魅力!

窓からの冷気遮断による足元の冷え対策!

まずカーテン下の隙間から漏れてくる冷気がピタッと止まりました😂

コールドドラフトが起きる窓下に物理的に熱源を置くのですから、十分な熱量を確保できれば効果がないわけはないのです。

そんなウインドーラジエーターが思った通り活躍してくれるかどうかは、使ってみるとカーテンやロールスクリーンに左右されることがわかります。

窓側の空気を部屋側と分断してウインドーラジエーターに頑張ってもらう空間を狭くすることで対消費電力の効果を高めて、かつ暖められた空気が逃げることなく上昇気流によって窓の上方まで暖気を無駄なく届けるように遮熱効果のあるカーテンを組み合わせれば、多くの方が効果を実感できると思います。

我が家はレースカーテンと遮光カーテンがどちらも遮熱効果を持つものにしていますので、カーテンを二重に閉めてウインドーラジエーターをONにすると、設置前はキンキンに冷たくなっていたアルミサッシからの冷気が格段に緩和されました🙌

なお、誤解しないでいただきたいのは、ウインドーラジエーターはエアコンやストーブのように室温を上げる家電ではないということです。

そうではなくて、室温が下がる原因となる外からの冷気を抑えてくれる家電という認識を持てば、きっとがっかりせずに確かな効果を実感できるはずです。

また、一点注意事項として熱割れがあります。私が確認した限りでは、両製品とも注意事項にガラスの種類は特に書かれていませんでした。我が家も窓は網入りガラスで熱割れしやすいので気にはなったのですが、特に言及されていなかったので自己責任で使っています。もしこのあたりが不安であれば、ご自身の窓ガラスの種類を調べてメーカーさんに問い合わせてみるのをおすすめします。

 

結露の抑制にもなる!

次にネットの口コミでも効果が賛否両論の結露抑制についてですが、これは実際に写真を見ていただいたほうが早いと思います。

我が家のウインドーラジエーターを横に半分ずらして、FIX窓の半分にだけ熱が伝わるようにして一晩たった翌朝の様子です。



 

ウインドーラジエーターの効果が届かない左側には結露(曇り)が発生していますが、右側にはまったく発生していません🙌

この日はあいにく結露自体が少なめの日だったのでわかりにくいですが、アルミサッシの結露の差も明確です。

実際、まだウインドーラジエーターを設置していない窓は結露がひどい朝でも、ウインドーラジエーターを設置している窓はほとんど結露が起きていないことがほとんどです。うっすら曇ることはありますが、その場合でも日中の太陽光でカラリと乾くくらいには抑えてくれています🙌

もちろん上述したカーテンなどの設置環境でも変わってくると思いますが、ウインドーラジエーター設置前は毎朝キッチンペーパーで結露を拭き取っていた作業がなくなったことで、我が家ではこの効果に大満足しています☺

 

なお、ウインドーラジエーター/マルチヒーターも毎日スイッチ制御するのは手間ですし消し忘れも増えてきます。そんなときはやはりスイッチボットswitchbotの電源プラグで自動化するのがおすすめです。我が家は15時ON、8時OFF設定にしています。

 

 

サーキュライトとウインドーラジエーターを組み合わせた結果

さて、上記の2製品を組み合わせた我が家のリビングでは、冷え込む夜、寒がりな妻が以前はエアコンの設定温度を25度(しかも強風!)にしていたにもかかわらず、今は22度(自動)でも寒くないようです。設置前と設置後で、室温自体はかわらず大体21度前後て安定するのですが、やはりサーキュライトによる室温の均一化とウインドーラジエーターによる冷気のシャットアウトによって、特に足元の冷えが格段に緩和されたようです。エアコンの設定温度が2、3度下げられているので、ウインドーラジエーターの消費電力を考えても節電になっているのではと思います。

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