つるライフ

元・不動産投資コンサル勤務の妻と、しがない理系夫でつづる家電・家具レビュー、育児、不動産投資、美容など

ニトリ デュオレハイ2 レビュー (35歳・腰痛歴7年が感動した話)

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こんにちは、つるライフ (@drkw11) | Twitterです。

食卓用の椅子で在宅ワークをし続けた結果、腰がピキピキと痛む頻度が増えてきましたので、この度ニトリのデュオレハイ2を購入しました。

結果、35歳腰痛歴7年の筆者の腰が本当に軽くなる座り心地で満足しましたので、同じ腰痛を抱える方の椅子選びの参考になればと思いレビューします。

ちなみに僕はもともと職場で10年近くアーロンチェアを使ってたり、今回の椅子選びにあたっては複数のゲーミングチェアも試座した上でのレビューなので、そのあたりのチェアと悩んでる方への参考にもなるかもしれません。

 

ちなみに、もし腰痛対策でマットレスの見直しを検討している方は、同じく腰痛持ちの筆者が溺愛するドイツ・シェララフィア社のノンコイルマットレスゲルテックスシリーズをレビューしておりますので、ぜひご興味があれば。

tsuru-life.com

 

 

コスパ:★★★★★

腰のサポート:★★★★★

リクライニング:★★★☆☆

耐久性:?(しばらく使ってから追記)

座り心地:★★★★★

組み立て:★★☆☆☆

 

ニトリのデュオレハイ2は、二枚の特徴的な背もたれで有名なデュオレスト社と何らかのライセンス契約があるんだと思いますが、オフィシャルな情報は見つけられませんでした。

ただ梱包用のダンボールや背もたれのシールにはがっつりデュオレストと書いてありましたので、デュオレスト製品の低価格版という位置付けでよいと思います。

デザインはフレームむき出しだったり所々残念な部分も見受けられますが、二枚の背もたれの部分は本家と遜色なさそうですので、デザインや高級感にこだわらないのであれば、ニトリのデュオレハイシリーズは有力だと思います。

 

さて前置きが長くなりましたが、僕が購入して感じたニトリのデュオレハイ2のメリット/デメリットは以下の通りです。

順にレビューしていきます。

メリット1:腰をS字に保つランバーサポートのサポート力が強い

この一点だけでも腰痛持ちの方におすすめできるほど、このデュオレハイ2最大の特長だと思います。

個人的には職場で長年使っているハーマンミラーアーロンチェアや購入前に試座したいくつかのゲーミングチェア(AKracingバウヒュッテなど)と比べてもひと味違うサポート力でした。

何より驚くのが、数十分座ってから立ちあがったときに、他の椅子ですと腰回りに凝り固まったような痛みが生じるのですが、デュオレハイ2はむしろ腰に軽さを覚える点です。これには驚きました。

この理由はおそらく構造の違いにあって、一般的なチェアのランバーサポートは、S字の凹みにあたる腰椎(アーロンチェアの場合は骨盤)をクッションやプレートで“押す”構造だと思います。

一方でデュオレハイ2は、てこの原理で腰椎を“押す”だけでなく“持ち上げる”作用が働いてるように感じます。

二枚の背もたれの支点がちょうど脊椎と腰椎の中間あたりに来ますので、S字の凸にあたる脊椎側(背もたれの上半分)からかかるテンションによって腰椎側(背もたれの下半分)が斜め上に優しく押し上げられるイメージです。

単純な構造ですが、これによって他の“押す”だけのランバーサポートにはないサポート力、具体的には背もたれに体重をかけるほど腰が“支えられて軽くなる”ような座り心地を実現しています。

更に二枚の背もたれに分離していることによって、脊椎や腰椎に直接テンションがかからないのもポイントが高いです。

楽天の製品ページには"腰への負担を最大30kg軽減"とまで書かれていますが、あながち間違ってはいないと思います。

“押す”だけのチェアではあまり腰痛への効果が感じられない不満を持っている方には、ぜひ一度デュオレハイ2を試座して頂きたいです。

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楽天の製品ページより

メリット2:座面が滑りにくい

この座面の滑りにくさは、同じくニトリから販売されているデュオレハイDXを選ばなかった理由につながります。

デュオレハイ2は座面が合成皮革なのに対して、デュオレハイDXはポリエステルです。

正直デュオレハイDXはなぜポリエステルにしてしまったのでしょうか。

試座した時の服装はデニムだったのですが、とても滑るため深く腰かけられず、滑らないように変に腹筋にも力が入ってしまい、グリップも効かないので①で書いた腰へのサポート力もデュオレハイ2より弱く感じました。

デュオレハイ2は合成皮革ですので同じデニムでも滑らず、しっかりグリップも効くため楽な姿勢で腰へのサポートをしっかり感じることができました。

メリット3:コスパに優れている

コスパは、10万円を越えてくるアーロンチェアと比べても個人的には優れているとすら感じるデュオレハイ2の腰へのサポート力を2万円台で所有できるのですから、文句の付け所がないかと思います。

 

さて、デメリットに移りたいと思います。

デメリット1:ヘッドレストが硬い、柔い、低い(当方の身長177cm)

ヘッドレストには大きな不満を感じます。

支柱がフレームむき出しのデザインで安っぽく見えるし柔く感じる部分には目をつぶるとしても、高さ調整の範囲が狭くて身長177cmの筆者だと高さが足りず、ロッキングすると首が若干痛むほどです。

この点は非常に残念で、ヘッドレストを取り外すか悩むほどです。

デメリット2:組み立てが難しい

組み立てにくさはネットのレビューにもよく書かれてたので覚悟してましたが、なるほど一人で背もたれを押さえながらネジをしめる工程は確かに難しかったです。

ただし、工程自体は少ないですし、20分前後しか時間もかかりませんでした。

何より、組み立てたあとの何十、何百時間の座り心地に投資するわけなので、あまり大きな問題ではないと個人的には感じます。

まとめ

以上、主なメリットデメリットを挙げてみましたが、個人的には大正解な買い物でした。

もちろん椅子は個人の感じ方や好みに依るところが大きいですし、腰にトラブルを抱えていない妻には僕の感動があまり伝わらなかったようです。

「悪くはないけどそこまで?」といった感想を持つ方も当然いると思います。

ただデュオレハイ2の良いところは全国のニトリで気軽に試せる点です。

長年腰痛や坐骨神経痛で悩んでいる方は、ぜひ一度試座してみてください。

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