つるライフ

元・不動産投資コンサル勤務の妻と、しがない理系夫でつづる家電・家具レビュー、育児、不動産投資、美容など

ドイツ・SCHLARAFFIA(シェララフィア)製マットレスGELTEX(ゲルテックス)プラチナレビュー(在宅ワークで腰痛に悩む方へ)

 

f:id:tsuru-life:20210912223545p:plain

こんにちは、つるライフ (@drkw11) | Twitterです。

 

筆者は社会人になった7年ほど前に腰痛(正確には坐骨神経痛)を発症し、それから2年くらいは週一で接骨院に通って牽引治療などしていましたが一向に改善しませんでした。

特に朝起きるときはひどく、冬の筋肉が強ばる季節になるとベッドから起きるのも一苦労、一番困るのが腰の強ばりがゆるむまで靴下が履けないことでした(わかる人は私と同じで結構の重傷者ですね😅)。

そんな低空飛行するQOLが3年ほど前に大きく改善したのが、今回ご紹介するドイツ・シェララフィア社ゲルテックス・プラチナシリーズとの出会いでした🙌

※2019年より、プラチナシリーズはQantum touchシリーズに変更となりました。

ちなみに腰痛持ちにとってはマットレスと同じくらい重要なのがチェア選び。

個人的に腰痛持ちにオススメかつコスパ◎のチェアについてはこちらでレビューしていますので、もしご興味あればぜひご覧下さい。

 

tsuru-life.com

 

さて、ゲルテックスに出会うまでは、新宿の高島屋や展示場で妻と二人でテンピュール、西川のAIRシリーズ、シモンズ、フランスベッド、日本ベッド、ニトリなど本当に多くのマットレスを試しましたが、後述する体圧分散寝返りのしやすさを絶妙な加減で両立するマットレスに出会えない日々が続きました。

3年程前に、半ば諦めながら関家具さんの五反田ショールームで初めてゲルテックスを体験したときは、「これだよこれー!!」と、やっと探し求めていた寝心地を体験して本当に感動しました。

その日に即決でゲルテックス・プラチナ220のダブルを購入、更にゲルテックス・プラチナ200のシングルを買い足して、現在は妻・娘と三人でゲルテックス2枚持ち(ちなみにトップ画像にある通り枕もゲルテックス)で快適な睡眠生活を送っています。

ちなみにゲルテックスを使い始めて数年たった現在、週3で在宅ワークが続きますが、朝、腰が痛くて体を起こせないなどということは全くありません🙌

完治とまでは行きませんが、痛みが9割減といった感触で、7年前が嘘のよう、当時の辛さを忘れかけています。

もはやゲルテックス本社があるドイツには足を向けて寝られません。笑

 

ちまたでは「ウォーターベッドを超えるマットレス」とも言われるほどの独特の寝心地は、体験してもらうしか伝えようがありませんが、

・腰痛に悩んでいる方

・睡眠の質に満足していない方

・ゲルテックスが気になるけど使用感が気になる方

などのご参考になればと思い、魅力や使用感をレビューしたいと思います。

※以下は、あくまで睡眠の専門家でもない私個人の感想としてご理解ください。

 

 

シェララフィア(SCHLARAFFIA)社って?

あまり聞いたことがないと思いますが、シェララフィア社は1909年にドイツで創業された歴史あるマットレスメーカーです。

ドイツ国内のみならず、ヨーロッパ全土で愛され続けており、売上、認知度、シェア率、全てにおいてドイツNo.1を誇るリーディングカンパニーの地位を築いている、由緒正しいメーカーです。

 

f:id:tsuru-life:20210913205323j:plain

出典:https://www.schlaf.jp/geltex/index.html

シェララフィアといえば、ロゴにもなっている蒸気ローラー車が有名です。

10トンの蒸気ローラーをマットレスの上に走らせても、見た目も高さも元通りに復元したというエピソードから、今では最高度の快適な眠りと品質を保証する証としてブランドのロゴマークとして取り入れているようです。

(偏見ですが)ドイツ人の実直なものづくりの哲学を感じますね。

 

相反する体圧分散と寝返りのしやすさの見事な両立

さて、いろいろなメーカーさんのカタログを見ていると、マットレスを評価する際に

・反発力

・体圧分散

・寝返りのしやすさ

といった指標が重要であることに気づくと思います。

体圧がうまく分散していないと、体圧が集中する腰まわりの血流が滞り、起床時に腰がズンと凝り固まった状態となります。

一方で寝返りがしにくいと、やはり体圧がかかる部位が固定化して血流が滞り、また筋肉自体が長時間動かないことによるコリも相まって、やはり理想の寝起きからは遠ざかります

 

では、「低反発」と「高反発」のどちらがいいのか。

マットレス専門メーカーでさえ主張はバラバラですし、この論争は明確な答えがでないのかもしれません。

というのも反発力と体圧分散、寝返りのしやすさが一般的には以下の通り相反するためです。

反発力が高い(高反発):寝返りがしやすい、だけど体が沈み込みにくく腰などの重い部位に体圧が偏る

反発力が低い(低反発):体が包み込まれるように沈むため体圧が分散するが、寝返りがしにくい

 

一方で腰痛持ちにとって理想的な条件は、寝返りがしやすく(高反発の特徴)、体圧分散が優れた(低反発の特徴)マットレスだと私は個人的に思います。

この相反する条件を探し求めて多くのメーカーのマットレスを試した結果、私が体験した限り最も高レベルで実現していたのが、ゲルテックス・プラチナシリーズだったのです。

 

ウレタンフォームにゲルを練り込んだフォームマットレス「ゲルテックス」

f:id:tsuru-life:20210915230150p:plain

ゲルテックス・プラチナシリーズの素材紹介

ゲルテックスに寝転がると、まず柔らかく沈み込みながらも適度な「粘り」ともとれる反発力があり、この独特な寝心地に驚くことと思います。

とてもコイル系マットレスでは再現できそうにない感触です。

これを実現しているのが、独自のウレタンフォーム「ゲルテックス」です。

オフィシャルHPには、最新のQuantum touchシリーズについて、以下の記載があります。

ゲルテックス®クオンタムタッチはジェルとウレタンをミックスしたシェララフィア社独自開発の特殊なウレタンフォームを使用しています。

さらにゲルテックス・プラチナ時代から続く特徴が、下図のように2層構造クロス溝加工※が施されていること。※Quantumシリーズは240, 260のみ

上層が独自のゲルテックスフォーム(Quantumシリーズではタッチフォーム)となっており、身体のラインや動きに合わせてぴったりフィットする、柔らかくもっちりとした寝心地を実現します。

下層はなんと7つのゾーン構造となっており、ゾーンごとに硬さが最適設計されており、これによって仰向けのときは背骨が緩やかなS字ラインになり、横向きで寝るときは体圧が特にかかる肩や腰などの部分がより良く沈み背骨が地面と平行に保たれます

f:id:tsuru-life:20210917001419p:plain

出典:https://www.schlaf.jp/features/index.html

ゲルテックス素材にこの2層構造ゾーン構造というユニークな設計が相まって、先に述べた寝返りのしやすさ体圧分散が見事に調和しています。

f:id:tsuru-life:20210918000436j:plain

出典:https://www.schlaf.jp/sleep-triangle/index.html

加えてフォームマットレスは、コイルマットレスと比べて当然ながらコイルの軋む音がしない振動がとなりに伝わらない軽いなどの特徴を併せ持っており、個人的にはもうコイルマットレスには戻れないくらい、ゲルテックスのフォームマットレスに惚れ込んでいます。

(旅行先のホテルがコイルマットレスだと違和感を感じるという弊害あり。汗)

f:id:tsuru-life:20210917000647p:plain

出典:https://www.schlaf.jp/geltex/index.html

 

最重要な厚さ選び

ゲルテックスのマットレスは、厚さの違いでラインナップされており、

180mm、200mm、220mm、240mm、260mm

から選ぶ必要があります。

この厚さの違いがとても重要で、ユーザーの体型・体重から最適な厚さを選ぶ必要があります。

基本的には、ゲルテックスが厚くなるほど柔らかく体が沈みこみやすくなりますので、小柄だったり体が軽い人は厚めのゲルテックス、逆に体が重い人は薄いゲルテックスを選ぶのが基本です。

あくまでプラチナシリーズを使っている我が家の例ですが、妻と私で以下のように厚さを使い分けています。

筆者(男性):身長177cm、体重73kg→ゲルテックス厚さ200mm

妻(女性):身長172cm、体重60kg→ゲルテックス厚さ220mm

f:id:tsuru-life:20210916235816p:plain

我が家のゲルテックス・プラチナ200とプラチナ220
(厚さ20mmの違いでも寝心地に絶妙な違いが生まれる)

一時期、娘の夜間の授乳の関係で私も妻と同じ厚さ220mm(ダブルなので)で寝ていたことがありますが、200mmよりも腰が少しだけ沈みこみすぎて起床時に違和感を感じたため、私自身は厚さ200mmで落ち着きました。

妻は逆で、厚さ200mmだと若干固く感じるようで、220mmが最も寝やすいそうです。

このように体型とマットレスの厚さの組み合わせで寝心地に差が出ます。

我が家の例は、あくまでプラチナシリーズでの参考情報ですので、現在購入できるQuantumシリーズを購入する際は、ぜひ一度展示場などで寝比べてみてください。

ゲルテックス Quantum touch 200

 

ゲルテックス Quantum touch 220

 

おわりに

いよいよ在宅ワークも2年目に突入し、普段から腰回りに不安を抱える方々はチェア、マットレスなどの見直しの必要性を実感する頃ではないでしょうか。

人生の1/3を過ごすマットレス選びは、生活の質を安定させる上で最も重要な要素の一つです。

コイルマットレス、フォームマットレス、敷布団など様々な選択肢があるということは、それだけ個人の趣味趣向に幅があるということですので、やはり最後は展示場などで寝心地を体験して商品を選ぶことが大事だと思います。

重度の腰痛持ちだった筆者として、一人でも多くの方が私のように自分にあったマットレスに出会い、腰痛の苦しみから解放されることを願っております🙏

 

マンチェスター・ユナイテッド公式寝具スポンサーのエムリリー優反発シリーズ

 

スポンサーリンク