こんばんは。
今回はやっと最終回の【産後編】です。
前回、前々回の記事はこちらです↓
産後、大変なのは知っていました。
知っていたけど、知っていたけど、母乳育児ってこんなに大変なの?😇
やっと2019年の医療費控除を片付けた私。笑
出産費用の他に、乳腺炎になった際に通っていた助産院も控除対象でした。
計算をしている時に、ふと助産院に通った回数を数えると、なんと1ヵ月で19回も通っていました。笑
そんな乳腺炎に怯えながら母乳育児を1年3ヵ月頑張ったお話しです。
- 出産を終えて
- 母乳かミルクか
- 母乳育児、開始!
- 生理的体重減少
- 退院できない
- 里帰りはナシ!
- 乳腺炎は突然に
- もう母乳やめたい、辛い!!!
- 「脂っこいものやケーキを食べると乳腺炎や乳児湿疹になる」は嘘!
- 乳腺炎になったときにした対策
- 最後に総授乳量
出産を終えて
出産を終えた私はとても元気でした。笑
産後ハイもなく、夜も普通に寝れました。笑
分娩時間、3時間半。
初産だとは思えないほどのスピード出産でした。
産んだ実感はまだないけど、お腹はぺったんこ。
久しぶりのうつ伏せ寝に感動をしていました。
出産直後に一度、乳首をくわえさせました。
看護師さんが絞ると数滴だけ母乳がでて「おおおお!人体の不思議!
」と感動しました。
次の授乳は翌日からとのことでした。
母乳かミルクか
翌日、新しい担当の看護師さんが部屋に来ました。
退院までのお世話をしてくれるそうです。
とても若い看護師さんでしたが、明るい方で話やすかったです。
「鶴子さん、母乳かミルクの希望はありますか?」
そう聞かれ、私は「できれば母乳がいいですけど、無理がない範囲で頑張りたいです。赤ちゃんの体重が極端に減るようであればミルクでも全然いいです」と伝えた。
これは妊娠中にこんな記事をみたからでした。
記事については賛否両論あると思います。
考えを押し付けるものではありませんので、苦手な方はスルーしてくださいm(__)m
母乳育児、開始!
その日から、3時間を空けずに母乳を与えることになりました。
幸い母乳はでていたのですが、困ったことに全然飲まなかったのです( ;∀;)
ちゅぱちゅぱしてはすぐ寝てしまう……。
出生体重も少し軽く、口も小さいためか、直母だとすぐ疲れてしまうようでした。
それを看護師さんに相談しました。
「直母だと授乳量がゼロで、そのあとミルクを哺乳瓶であげても全然起きなくて飲まないです」。
すると看護師さんが、「頑張って起こして飲ませましょう」と。
搾乳でも良いのか聞くと、「直母じゃないと母乳量が減るし、直母の方がお母さんの常在菌とかも摂取できていいですよ」言われました。
そんなやり取りを5往復くらいして話が嚙み合わず諦めて、また母乳をあげました。
私の優先順位はあくまで「母乳をのませること」で、それは直母でも搾乳でもどっちでも良いのでした。
生理的体重減少
その後、赤ちゃんの体重はどんどん減っていきました。
看護師さんに相談しても「出産直後よりは減りますよ」の一言のみ。
体重が減るのはわかっているけど、結構減ってるよ?と思ってました。
なんだか会話が嚙み合わないので、こそこそ搾乳をして哺乳瓶で勝手にあげることにしました。笑
「鶴子さん、直母はしましたか?」と聞かれても、「はい、しました~」と適当に言っていました。笑
しかし、とうとう赤ちゃんの体重は9%以上減ってしまったのです。
退院できない
翌日、看護師さんから「体重が10%減ってしまうと、退院ができない。黄疸もでてくるかもしれない。ミルクで頑張りましょう。」と。
「いやいやいや、もうすでに搾乳とミルクでやってましたよ」とは言えず、スルー。笑
その後、ぎりぎり体重は増え、退院。
里帰りはナシ!
産後は里帰りせずに自宅に戻りました。
里帰りしなかった理由は
・母が働いているため戦力外
・入院生活が長かったため自宅に帰りたい
・夫くんと新生児期を過ごしたい
・夫婦で育児を頑張りたい
という理由でした。
夫くんの職場も引き続き定時で帰らせてくれるようだったので(本当にありがとうございました)、自宅に戻りました。
乳腺炎は突然に
産後2週間ほど経ったころです。
夕方から悪寒がし、熱がでました。
その日はタイミング悪く夫くんが飲み会でした。
「熱がでっちゃった。」と電話を入れると、「すぐに帰るよ」とのこと。
夫くんの良いところは「なんかあった時に必ず帰ってきてくれる」です。笑
もちろん職場の理解が本当に本当に必要だと思いますが、普段から仕事を頑張っているからできることだろうなとも思いますm(__)m
しかし、夫くんは娘ちゃんが熱を出していたと思ってたらしく。笑
すみません、私です……(;^ω^)
近くの産婦人科に電話しても、「出産した病院ではないから見れません」とのこと。
このルール、やめて欲しいですよね。笑
結局、お世話になっていた大学病院へタクシーで1時間かけて行きました。
その日は、胸の痛みやしこりはなく、41℃の熱と関節痛、悪寒だけ。
血液検査などをし、念のため抗生物質と解熱剤をもらい帰宅。
その後も熱は続き、1週間後。
かろうじて熱は38℃でしたがタクシーで。
その時に乳腺炎だろうと言われました。
胸にしこりや痛みがなくても乳腺炎だということはあるようです。
その後、近くの桶谷式の助産院に行って、母乳マッサージをすると熱は下がりました。
しかし、また翌日に発熱。
また助産院へ。笑
このお世話になった助産院もとても良いところで、休日でもみてくれました( ;∀;)
また、変な押し付け(菓子パン禁止とかジュースだめとか)なく、「お水だけしっかりとってね」とう感じだったのだ有難かったです。
もう母乳やめたい、辛い!!!
その後も、毎日のように乳腺炎になり、急にくる悪寒、関節痛、40℃を超えるなかの育児。本当に体力的にも精神的にも辛くて「母乳やめたい!」と夫くんに相談。
結局、母乳のメリットもわかってはいたので「助産院行き放題、生後6ヵ月まで」ということで母乳育児を続けることに。笑
また、夫くんは夜間授乳も手伝ってくれていて、私は搾乳、夫くんは哺乳瓶で母乳をあげるという役割をしてくれました。
そして生後4ヵ月くらいから昼間は3時間おきの授乳でしたが、夜は12時にあげて、朝5時にあげるというリズムまで落ち着き(久しぶりの5時間睡眠は最高でした)、乳腺炎になる回数も月に1回ほどになりました。
「脂っこいものやケーキを食べると乳腺炎や乳児湿疹になる」は嘘!
「食事が悪くて乳腺がつまる」。
そんなことってありえるの?
私の結論はありえないという考えです。
最初この話を聞いたとき、化学系出身の私はハテナだらけでした。「乳腺の大きさは?脂肪酸が詰まるの?分子レベルだと詰まるような大きさではないと思うんだけど…」。
そんな話に疑問を持っていたので、かかりつけ医の小児科の先生や産科の先生に聞いたところ、「食べ物は関係ない」とはっきり言われました。また、娘は乳児湿疹にもなったのですがその時にも「母乳や母体の食べ物は関係ないので除去食とかやめてくださいね」と言われました(小児アレルギーの先生です)。
わかりやすいお話があったので載せておきます。
このように乳腺炎や乳児湿疹に食事は関係ないようです。
一方、母乳に栄養がとられ、お母さん自身が栄養不足になるケースもあるようです。
ですので、私は母乳サプリとDHAをとっていました。
乳腺炎になったときにした対策
・助産院で母乳マッサージをしてもらう
→普段は痛くないですが、乳腺炎の時は激痛。桶谷式で1回3800円でした。
・ロキソニンを飲む
→解熱、関節痛が良くなります。授乳中でも飲める薬の一覧を貼っておきますので気になる方は確認してみてください。ちなみにカロナールを処方してもらう方が多いようですが、全然効きませんでした。
・冷えピタを痛い部分に貼る
→あまり冷やしすぎると母乳が減るようですので痛い部分に冷えピタを貼ってました。助産院では芋湿布をすすめられましたが、面倒だったので冷えピタで。
・栄養、水分をしっかりとる
→育児をしながらご飯作る余裕がなかったので、足りない栄養はサプリで補っていました。あと、野菜ジュースを飲んだり。
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最後に総授乳量
「子供は一人一人違うから、育児の仕方も違って当たり前。
私がよかったことも、他の人にとっては違った結果になるかもしれない。」
それを念頭に、この記事を書きました。
ですので、気楽に読んでください。
少しでも参考になればそれはとても嬉しいです、書いた甲斐があったなという気持ちです(^^)
私自身も初めての育児で本当に不安で、わからないことだらけでした。
1つ救いだったことは、本当に色々な人に助けてもらったこと。
また、他人の言うことを程よく聞き流せたこと。笑
結局は他人が言っていることです。
「うるさいな」と思ったら聞き流しましょう!笑
最後に1年3ヵ月の授乳記録です。
毎回スケールで測るのは面倒でしたが、ここは夫くんも私も理系。
最後は集計をして……
総授乳量は319Lでした!!!😇
娘ちゃんは母乳も飲まないし、離乳食もマジで食べないで子で、検診でも「授乳量、離乳食が少ない」と言われていましたが、身長も体重も成長曲線を上回っています。笑
これで体が小さかったら「頑張ってあげてください」とか言われるんだろうなぁ😇
(頑張ってあげてない母ちゃんなんていないよ!)
これで3回にわたる、妊娠・出産・産後編は終わりです。
皆さんの育児が少しでも楽しいものになりますように……
長々とありがとうございましたm(__)m